トップ
>
假髮
>
かづら
ふりがな文庫
“
假髮
(
かづら
)” の例文
新字:
仮髪
頭に戴けるは「フイノツキイ」(俗曲中にて無遠慮なる公民を代表したる役なり)の
假髮
(
かづら
)
にて、目に懸けたるは
柚子
(
みかん
)
の皮を
刳
(
く
)
りぬきて作りし眼鏡なり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
まづ始には
女目付
(
をんなめつけ
)
のバルバラが
呟
(
つぶや
)
くやう、あのピエロオの拔作め、氣の
利
(
き
)
かないのも程がある、カサンドル樣の
假髮
(
かづら
)
の箱を
落
(
おと
)
して、
白粉
(
おしろい
)
を
皆
(
みんな
)
播
(
ま
)
いて了つたぞ。
胡弓
(旧字旧仮名)
/
ルイ・ベルトラン
(著)
そこでカサンドルは大事さうに
假髮
(
かづら
)
をお拾ひなさる、アルルカンは粗忽者の尻をいやといふほど蹴飛すと、コロムビイヌは笑ひこけて涙を
拭
(
ふ
)
く、ピエロオは厚化粧の
苦笑
(
にがわらひ
)
で耳までも口を
開
(
あ
)
いた。
胡弓
(旧字旧仮名)
/
ルイ・ベルトラン
(著)
假
部首:⼈
11画
髮
部首:⾽
15画
“假”で始まる語句
假
假令
假初
假面
假名
假借
假聲
假寢
假牢
假病