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俊敏
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しゅんびん
ふりがな文庫
“
俊敏
(
しゅんびん
)” の例文
彼は、
俊敏
(
しゅんびん
)
とか剛毅とかいう
質
(
たち
)
ではなかった。どっちかといえば
聡明
(
そうめい
)
な人で、精神家というよりも、理性家であった。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
同じく年老いた童貞の女で、名前をヴォーボアと言い、全然
愚蒙
(
ぐもう
)
な婆さんであって、ジルノルマン嬢はそのそばで一つの
俊敏
(
しゅんびん
)
な
鷲
(
わし
)
たるの愉快を感じていた。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
俊敏
(
しゅんびん
)
で
早熟
(
そうじゅく
)
の上に盲目になった結果として第六感の神経が
研
(
と
)
ぎ
澄
(
す
)
まされてもいたことを思うと必ずしも
突飛
(
とっぴ
)
な想像であるとはいえない気位の高い春琴は後に恋愛を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
だから秀吉も、時には、余りに
俊敏
(
しゅんびん
)
な官兵衛の働きや、その機智に、出し抜かれなどすると
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“俊敏”の意味
《名詞》
俊敏(しゅんびん)
賢く動きが素早いこと。
(出典:Wiktionary)
俊
常用漢字
中学
部首:⼈
9画
敏
常用漢字
中学
部首:⽁
10画
“俊”で始まる語句
俊
俊寛
俊基
俊頼
俊寛僧都
俊髦
俊秀
俊恵
俊才
俊明