依而よつて)” の例文
玄道先生唯今御入来相成候、依而よつて雅兄早〻御出(くだされ)ず候てハ、天下のママはじまりかね申候。
其方懷姙くわいにんのよし我等血筋ちすぢ相違さうゐ是なしもし男子なんし出生に於ては時節じせつを以て呼出よびいだすべし女子たらば其方の勝手かつてに致すべし後日ごにち證據しようこの爲我等身にそへ大切に致候短刀たんたう相添あひそへつかはし置者也依而よつて如件くだんのごとし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
去る癸丑の秋より籌海の書數十篇を見るに、蝦夷、樺太、續て伊豆七島、無人島に及ぶ物有れどもまた竹島に及ぶたぐひを見ず。依而よつて此一卷を編輯して以て竹島雜誌と名を冠しむるもの也。
他計甚麽(竹島)雑誌 (旧字旧仮名) / 松浦武四郎(著)
みぎ御下知に依而よつて