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供侍
ふりがな文庫
“供侍”の読み方と例文
読み方
割合
ともざむらい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ともざむらい
(逆引き)
将監癇癖つのって、
納戸
(
なんど
)
よりこちらへちかづきくるものは、だれかれの容赦なくブッタ斬ると、召使一同にふれておけ! 竜胆寺どの若党が、
供侍
(
ともざむらい
)
部屋にひかえておるはず。
亡霊怪猫屋敷
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
無言で振り返った娘の眼の前に、一人の
供侍
(
ともざむらい
)
を従えて、おおらかにたたずんでいる人物があったが、
道服
(
どうふく
)
の下から
括
(
くく
)
り
袴
(
ばかま
)
の裾が、
濃
(
こい
)
紫に見えているところから推して、
公卿
(
くげ
)
であることがうかがわれた。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
お扶持だけでは過ごしてゆけず、町医だけでも立ってゆかず、両天をかけてどうやら
雀羅
(
じゃくら
)
だけを張らないでいる外科医者の門前に、
糊目
(
のりめ
)
正しい
裃
(
かみしも
)
の
供侍
(
ともざむらい
)
がズラリと
埋
(
うず
)
まったところはまことに奇観です。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
供侍(ともざむらい)の例文をもっと
(4作品)
見る
供
常用漢字
小6
部首:⼈
8画
侍
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
“供”で始まる語句
供
供奉
供養
供物
供御
供人
供待
供給
供揃
供廻
“供侍”のふりがなが多い著者
橘外男
吉川英治
国枝史郎