“佛罰”の読み方と例文
新字:仏罰
読み方割合
ぶつばつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつはりし佛罰ぶつばつにて空恐しき目に逢しならん早々御わびをすべしと下なん吉平へ申付て原澤村へ立歸たちかへりさせ番頭ばんとう忠兵衞へ内談の上金子を取寄せ身延山へも金十兩ををさめて御わびをなし漸々やう/\日數を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
佛の膝に鐵砲を抱かせたのは、せめて佛罰ぶつばつを當てたつもり、本懷をげた上は此の儘長崎に歸つて、逃げも隱れもせずに、年取つた一人の母親につかへるつもり——と書いてあつたのです。