“何貫文”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんがんもん50.0%
なんぐわんもん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それらの無数な生命の一個が死ぬまでの価としては、稲何百そくとか、ぜに何貫文なんがんもんとか、都の栄華のなかに住む女性たちが、一匹の白絹を、紅花べにばなで染めるきぬの染代にも足らない値段だった。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あらため見るに金四十七兩二歩とありやが調印てういんをなしわたされたり此部屋このへやに勘定役四五人ありて夫々に拂方はらひかたを改ため相違さうゐなければ役所にて金子何程なにほどぜに何貫文なんぐわんもん書付に引合せてわたさるべしと裏印うらいんなし其書を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)