何所いずく)” の例文
今時かかる設備全き神社が、官国幣社を除きて何所いずくにかあるべき。真に迂儒うじゅが後世に井田せいでんを復せんとし、渡天の律僧がインドより支那に帰りて雪中裸かで水で肛門を浄むるに等しき愚説なり。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
ういう場合ばあいであるから何所いずくへまいるにも、そちをれる。』みことはそうおおせられたそうで、またひめほうでも、いとしき御方おんかた苦労くろう艱難かんなんともにするのがおんなつとめと、かたかた覚悟かくごされたのでした。