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伯楽
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はくらく
ふりがな文庫
“
伯楽
(
はくらく
)” の例文
旧字:
伯樂
「千里の馬ありといえども、
伯楽
(
はくらく
)
なきをいかにせん、千里のだちょうありといえども、きみらには
価値
(
かち
)
がわからない」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
部落では、いつの間にか彼を(伝平)とは呼ばずに(
伯楽
(
はくらく
)
)と呼ぶようになっていた。伝平はそして(伯楽)と呼ばれることが限りもなく嬉しいらしかった。
馬
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
児
(
じ
)
は不幸にして
未
(
いま
)
だ良師を得ません。どうして近業の言うに足るものがありましょう。今
伯楽
(
はくらく
)
の一顧を得て、
奔踶
(
ほんてい
)
して千里を致すの思があります。願わくは題を
魚玄機
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
間斎という
伯楽
(
はくらく
)
は、年四十になって明を失したが、人の馬に乗って戸外を過ぐるものを聞いて、その
蹄
(
ひづめ
)
の音で馬の
駑
(
ど
)
と
駿
(
しゅん
)
と、大と小と、形と容と、毛の色とを判断して
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
声をきいて、源七郎君お自ら
磊落
(
らいらく
)
そうにふり向くと、流れに垂れた釣竿をあやつりあやしつつ、じいッと退屈男をやや暫し見守っていたが、
伯楽
(
はくらく
)
よく千里の馬を知るとはまさにこれです。
旗本退屈男:05 第五話 三河に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
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生田は
宛
(
あたか
)
も
伯楽
(
はくらく
)
の見
落
(
おとさ
)
れたる千里の馬の如く呆れて其顔を
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
千里の馬も
伯楽
(
はくらく
)
がどうとやらといいます。ネエ篠原君。
藪の鶯
(新字新仮名)
/
三宅花圃
(著)
まなじり深き
伯楽
(
はくらく
)
は、 しんぶんをこそひろげたれ。
文語詩稿 一百篇
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“伯楽”の意味
《名詞》
古代中国で馬ね良し悪しを鑑定する名人。
馬医。
人の素質を見分ける力がある者。
(出典:Wiktionary)
“伯楽”の解説
伯楽(はくらく、紀元前7世紀ごろ)は、中国春秋時代の人物。姓は孫、名は陽、伯楽は字。郜国(現在の山東省菏沢市成武県)の人。馬が良馬か否かを見抜く技術(相馬眼)に優れていた。
(出典:Wikipedia)
伯
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“伯楽”で始まる語句
伯楽相馬経