“はくらく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
剥落75.0%
伯楽22.2%
伯樂2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御領地内の錠前じょうまえ金具ことごとく破損仕り、塗壁ぬりかべ剥落はくらく仕り候云々という、ドイツ人の管理人がよこした滑稽な手紙を読み上げた。
イオーヌィチ (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
部落では、いつの間にか彼を(伝平)とは呼ばずに(伯楽はくらく)と呼ぶようになっていた。伝平はそして(伯楽)と呼ばれることが限りもなく嬉しいらしかった。
(新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
ことわざにいはく千里のみちはしる馬つねにあるといへども是を伯樂はくらくもなく其智者そのちしやにあへはなしとかや人間にんげんも又同じ忠信ちうしん義信ぎしんの人おほくあつても其君そのきみのこゝろくらくして是を用ゆる事なくんばむなしく泥中でいちうたま
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)