仮寐うたたね)” の例文
旧字:假寐
気分を変えるため四時頃風呂ふろへ行って帰ったら、急にうっとりしたい気持に襲われたので、彼は手足を畳の上へ伸ばしたまま、つい仮寐うたたねをした。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
愕然がくぜんとして仮寐うたたねの夢から覚めた時、失われた時間を取り返さなければならないという感じが一層強く彼を刺撃しげきした。彼は遂に机の前を離れる事が出来なくなった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
昨夕ゆうべ何時いつ御帰りでした。つい疲れちまって、仮寐うたたねをしていたものだから、ちっとも気が付きませんでした。——寐ている所を御覧になったんですか、先生も随分人が悪いな。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
代助はそのにおいぎながら仮寐うたたねをした。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)