すなは)” の例文
としはじめて三歳さんさい國君こくくんいろきこし、すなは御殿ごてんにおむかあそばし、たなごころゑられしが、たちま恍惚うつとりとなりたまふ。
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
すなはち、扶桑拾葉集ふさうしふえふしふや、礼儀類典れいぎるゐてんや、神道集成しんたうしふせいを編纂し、さらに万葉集の研究に手をつけたのである。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)