“交付”の読み方と例文
読み方割合
わた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆえにこれを改めて「汝らは友を敵に交付わたして掠奪かすめに逢わしむ、しかして彼ら(友)の子等こどもは目つぶるべし」と訳する学者がある。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
(原註。伊太利の旅を知らぬ人のために註すべし。彼國の車主エツツリノは例として前金を受けず、途中の旅籠はたご一切をまかなひくれたる上、小使錢さへ客に交付わたし、安着の後決算するなり。)
◯五節は言う「友を交付わたして掠奪かすめわしむる者はその子等こどもの目つぶるべし」と。ヨブが三友人に向って、余をくるしむる汝らはその子等の眼潰るるのむくいに会うべしと告げたというのである。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)