“二十才”の読み方と例文
読み方割合
はたち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白粉おしろいの気が微塵みじんもなく、つくろわぬ眉毛、切れの長い象牙ぞうげ彫のような美しい鼻筋、唇のキリリとした、年の頃十九、二十才はたち、何んとなく智的な感じのする、そのくせ
悪人の娘 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
しきりにまご/\して居る処へ、這入って来ました娘は、二十才はたちを一つも越したかと云う年頃、まだ元服前の大島田、色の白い鼻筋の通った二重瞼ふたえまぶちの、大柄ではございますが人柄の
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)