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事情
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こと
ふりがな文庫
“
事情
(
こと
)” の例文
見
(
み
)
るに
見兼
(
みか
)
ねて
私
(
わたくし
)
は
産土
(
うぶすな
)
の
神様
(
かみさま
)
に、
氏子
(
うじこ
)
の
一人
(
ひとり
)
が
斯
(
こ
)
んな
事情
(
こと
)
になって
居
(
お
)
りますから、
何
(
ど
)
うぞ
然
(
しか
)
るべく……と、お
願
(
ねが
)
いしてやりました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
事情
(
こと
)
わけて叱りつけ、それでもきき入れないとなりゃ、せめてわたくしの手にかけて
殺
(
ねむ
)
らせてやりたいと思うんでございます。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
事情
(
こと
)
をわけて頼まれてみれば、なおさら辛い立場であった。恋の幻滅、
甦生
(
こうせい
)
の失望。お綱の胸を割ってみれば、今は悪行の享楽もなく、帰る望みを持つ家庭もない。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
出来た
事情
(
こと
)
は出来た
事情
(
こと
)
である。が、先に云ふ「血迷つた粗朴さ」が、今後うまい具合に立ち直つてゆくとすれば、恐らく詩に対する関心を増すことともなるのであらうと思はれるのである。
よもやまの話
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
“事情”の解説
事情
(出典:Wikipedia)
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
“事情”で始まる語句
事情合