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乱世
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らんせい
ふりがな文庫
“
乱世
(
らんせい
)” の例文
旧字:
亂世
しかし、それもそれだが、まったくみじめな、
乱世
(
らんせい
)
の子供たちの
慈父
(
じふ
)
となる生涯も、けっして悪い目的ではない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小太郎山は、
乱世
(
らんせい
)
の中にあってゆるがず、みだされずにある、
義血
(
ぎけつ
)
の兄弟たちの
家
(
うち
)
だ。その
家
(
うち
)
へ帰ろう。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
越前
(
えちぜん
)
北
(
きた
)
ノ
庄
(
しょう
)
の
鬼柴田
(
おにしばた
)
といえば、弱肉強食の
乱世
(
らんせい
)
のなかでも、とくに恐ろしがられている
梟雄
(
きょうゆう
)
だのに、こんな美しい、情けの
持主
(
もちぬし
)
であろうとは、きょうまで
夢
(
ゆめ
)
にも知らなかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そういう人が、わしの子供の時分には、たくさんあった。
乱世
(
らんせい
)
の
慣
(
なら
)
いだ」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“乱世”の意味
《名詞》
乱世(らんせい、らんせ)
戦乱などにより乱れた世。
(出典:Wiktionary)
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“乱”で始まる語句
乱
乱暴
乱波
乱麻
乱杭
乱箭
乱杭歯
乱髪
乱暴者
乱次