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乙吉
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おときち
ふりがな文庫
“
乙吉
(
おときち
)” の例文
そこには、お
三輪
(
みわ
)
と
乙吉
(
おときち
)
が、預けられていた。そして
常木鴻山
(
つねきこうざん
)
は、居所もさだめず、何かの
画策
(
かくさく
)
のため、
奔走
(
ほんそう
)
しているという。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「えい、びっくりした」と、お十夜が睨みつけると、その血相に
縮
(
ちぢ
)
みあがって、逃げだしながら、お
三輪
(
みわ
)
と
乙吉
(
おときち
)
。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
要は
道者船
(
どうじゃぶね
)
取止
(
とりやめ
)
の沙汰をはるかにきいて、弦之丞の多難を知り、松平
左京之介
(
さきょうのすけ
)
と計って、別な方策の打合せに急いで来たので、連れている
姉弟
(
ふたり
)
の子供は、すなわちお
三輪
(
みわ
)
と
乙吉
(
おときち
)
であった。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
乙吉
(
おときち
)
とお三輪が、蒲団の
裾
(
すそ
)
から飛びつくのを、側の者があわてて
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
乙吉
(
おときち
)
っていうの。姉ちゃんは、お
三輪
(
みわ
)
ちゃん」
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
乙
常用漢字
中学
部首:⼄
1画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“乙”で始まる語句
乙
乙女
乙姫
乙卯
乙州
乙亥
乙鳥
乙姫様
乙若
乙女椿