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中宮
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ちゆうぐう
ふりがな文庫
“
中宮
(
ちゆうぐう
)” の例文
滿座の人々感に堪へざるはなく、
中宮
(
ちゆうぐう
)
よりは殊に女房を使に
纏頭
(
ひきでもの
)
の
御衣
(
おんぞ
)
を懸けられければ、二人は
面目
(
めんもく
)
身に餘りて
退
(
まか
)
り出でぬ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
誰れ見ねども膝も
崩
(
くづ
)
さず、時々鬢のほつれに
小波
(
さゞなみ
)
を打たせて、吐く息の深げなるに、哀れは
此處
(
こゝ
)
にも漏れずと見ゆ。主は
誰
(
た
)
ぞ、是れぞ
中宮
(
ちゆうぐう
)
が曹司横笛なる。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
時の
帝
(
みかど
)
の
中宮
(
ちゆうぐう
)
、後に建禮門院と申せしは、入道が第四の
女
(
むすめ
)
なりしかば、此夜の盛宴に漏れ給はず、
册
(
かしづ
)
ける
女房
(
にようばう
)
曹司
(
ざうし
)
は皆々晴の衣裳に奇羅を競ひ、
六宮
(
りくきゆう
)
の
粉黛
(
ふんたい
)
何れ劣らず
粧
(
よそほひ
)
を
凝
(
こ
)
らして
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
“中宮”の意味
《名詞》
中 宮(ちゅうぐう)
皇后の住居。
(語義1から転じて)天皇の后妃等の称。各時代において対象が異なる。
(出典:Wiktionary)
“中宮”の解説
中宮(ちゅうぐう)は、日本の天皇の妻たちの呼称の一つ。
(出典:Wikipedia)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
宮
常用漢字
小3
部首:⼧
10画
“中宮”で始まる語句
中宮寺
中宮亮
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中宮亮重衡
中宮御産祈祷
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