“両吟”の読み方と例文
読み方割合
りょうぎん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菊五郎のお蔦、両吟りょうぎんの唄にて花道の出は目のむるほど美しく、今度は丸髷まるまげにて被布ひふを着られしためもあらんが、容貌きりょうは先年より立優たちまされり。
という其角きかく越人えつじん両吟りょうぎんは、親がまじないのためにわが子に他人という名を付ける風習をえいじたもので、この俗信は今でもまだ地方にはあとを留め
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
早春に野をあるくと、いつでも思い出す『比佐古ひさご』の両吟りょうぎん
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)