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不音
ふりがな文庫
“不音”の読み方と例文
読み方
割合
ぶいん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶいん
(逆引き)
「今日までご
不音
(
ぶいん
)
の罪、どうぞ、おゆるし下さいまし、この、この通りでござりまする。どうぞ、憎い奴と、お叱り下さいましょう」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
壽阿彌は其年の冬のうちに弔書を寄すべきであるのに、翌文政十一年の春まで
不音
(
ぶいん
)
に打ち過ぎた。
其
(
その
)
詫言
(
わびこと
)
を言つたのである。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
次に書中に見えてゐるのは、
不音
(
ぶいん
)
のわび、時候の
挨拶
(
あいさつ
)
、問安で、其末に「貧道無異に
勤行仕候間
(
ごんぎやうつかまつりそろあひだ
)
乍憚
(
はゞかりながら
)
御掛念被下間敷候
(
ごけねんくださるまじくそろ
)
」とある。勤行と書いたのは
剃髮後
(
ていはつご
)
だからである。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
不音(ぶいん)の例文をもっと
(2作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変
検索の候補
音信不通
御不音
不空羂索観音
不整音
不掃待知音
“不音”のふりがなが多い著者
吉川英治
森鴎外