“勤行仕候間”の読み方と例文
読み方割合
ごんぎやうつかまつりそろあひだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次に書中に見えてゐるのは、不音ぶいんのわび、時候の挨拶あいさつ、問安で、其末に「貧道無異に勤行仕候間ごんぎやうつかまつりそろあひだ乍憚はゞかりながら御掛念被下間敷候ごけねんくださるまじくそろ」とある。勤行と書いたのは剃髮後ていはつごだからである。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)