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不手廻
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ふてまは
ふりがな文庫
“
不手廻
(
ふてまは
)” の例文
彦兵衞
其
(
そ
)
は又餘り
勝手過
(
かつてすぎ
)
る
話
(
はな
)
しなり
其爲
(
そのため
)
貴樣請人に非ずや殊に此節我等も金子
不手廻
(
ふてまは
)
りにて
問屋
(
とひや
)
の
勘定
(
かんぢやう
)
滯
(
とゞこ
)
ほり不自由なせば一兩日の
中
(
うち
)
に勘定致さるべし
然
(
さ
)
もなき時は向うより出入にされては
迷惑
(
めいわく
)
致すにより貴樣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
好まるゝと雖も御
同行
(
どうかう
)
成
(
なさ
)
れし御
兩卿
(
りやうきやう
)
方の手前もある故
餘儀
(
よぎ
)
なく斯は御談じ申せしなり
然
(
さり
)
ながら爰に一つお頼み申度儀御座候其事御承知に候はゞ拙者共何とか
工夫
(
くふう
)
致し取り扱ひ申すべく其の
譯
(
わけ
)
は
近來
(
きんらい
)
當家も
勝手向
(
かつてむき
)
至
(
いたつ
)
て
不手廻
(
ふてまは
)
りに付殊の外御難儀成れ見らるゝ如く御殿の
普請
(
ふしん
)
も
打捨置
(
うちすておき
)
候次第ゆゑ此度の御
謝物
(
しやもつ
)
の御心得にて少々
金子
(
きんす
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“不手”で始まる語句
不手際