トップ
>
下紐
>
したひも
ふりがな文庫
“
下紐
(
したひも
)” の例文
それから、もうひとつの方は、近所の店で求めて来た品らしく、
一巻
(
ひとまき
)
の奈良
晒布
(
ざらし
)
を出して、これで肌着と腹巻と
下紐
(
したひも
)
とを急に縫ってもらいたいという。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「とんと落ちなば名は立たん、どこの
女郎衆
(
じょろしゅ
)
の
下紐
(
したひも
)
を結ぶの神の下心」によって女郎は
心中立
(
しんじゅうだて
)
をしたのである。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
泣く泣くも
今日
(
けふ
)
はわが
結
(
ゆ
)
ふ
下紐
(
したひも
)
をいづれの世にか解けて見るべき
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
花の錦の
下紐
(
したひも
)
は
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
結びける契りことなる
下紐
(
したひも
)
をただひとすぢに恨みやはする
源氏物語:51 宿り木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
紐
漢検準1級
部首:⽷
10画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕