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下端
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したっぱ
ふりがな文庫
“
下端
(
したっぱ
)” の例文
うまれからの
廓
(
くるわ
)
ものといえども、見識があって、役者の
下端
(
したっぱ
)
だの、
幇間
(
ほうかん
)
の
真似
(
まね
)
はしない。書画をたしなみ
骨董
(
こっとう
)
を
捻
(
ひね
)
り、俳諧を友として、内の控えの、千束の寮にかくれ住んだ。
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しかし、田舎まわりの新聞記者の
下端
(
したっぱ
)
じゃあ、記事で、この銅像を礼讃することを、——
口惜
(
くやし
)
いじゃあないか——余儀なくされるばかりで。……射的で
蝙蝠
(
バット
)
を落す事さえ
容易
(
たやす
)
くは出来ないんです。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“下端”の意味
《名詞》
下の方の端。
(数学)下限。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕