下端したっぱ)” の例文
うまれからのくるわものといえども、見識があって、役者の下端したっぱだの、幇間ほうかん真似まねはしない。書画をたしなみ骨董こっとうひねり、俳諧を友として、内の控えの、千束の寮にかくれ住んだ。
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しかし、田舎まわりの新聞記者の下端したっぱじゃあ、記事で、この銅像を礼讃することを、——口惜くやしいじゃあないか——余儀なくされるばかりで。……射的で蝙蝠バットを落す事さえ容易たやすくは出来ないんです。