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三艘
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さんぞう
ふりがな文庫
“
三艘
(
さんぞう
)” の例文
すぐ
川堤
(
かわづつみ
)
を、
十歩
(
とあし
)
ばかり戻り気味に、下へ、
大川
(
おおかわ
)
へ
下口
(
おりくち
)
があつて、
船着
(
ふなつき
)
に成つて居る。時に
三艘
(
さんぞう
)
ばかり
流
(
ながれ
)
に並んで、岸の猫柳に浮いて居た。
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
まず第一は
菱形屋
(
ひしがたや
)
でしょ。この家の持ち舟は屋台が
三艘
(
さんぞう
)
。つづいて評判なのは
一奴
(
いちやっこ
)
。それから海月、丁字屋、
舟吉
(
ふなよし
)
とね、まず以上五軒が一流ですよ
右門捕物帖:13 足のある幽霊
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
座長が
真
(
まっ
)
さきにのりかゝつて、ぎよつとした。
三艘
(
さんぞう
)
のうちの、一番
大形
(
おおがた
)
に見える真中の船であつた。
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
艘
漢検1級
部首:⾈
15画
“三”で始まる語句
三
三味線
三月
三昧
三日
三人
三輪
三度
三和土
三方