“三朝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みささ50.0%
みあさ33.3%
みさゝ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「本部でも、云うてでありました。鳥取県の三朝みささあたりまで分散治療に送ってあるよって、個人でさがしたら、一年かかってもよう分るまいて……」
播州平野 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
こよみの冬は五六日前に立った。霜はまだ二朝ふたあさ三朝みあさ、しかも軽いのしからない。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
大社の主典島君に導かれてあちこちと見て𢌞つた後、私達は千家邸せんけていで早い晝食の饗應を受けた。古い歴史のある家族がそこに住んでゐた。三朝みさゝ温泉の方に病を養つてゐるといふ人の噂も聞いた。
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)