“三摩地”の読み方と例文
読み方割合
さまち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多くの人々にどうか悪い怪物ばけものにならないで五官のまよいを捨て修養の道に工夫を凝らし三摩地さまちきょうに入っていい怪物ばけものにおなりなさいと勧め、これで一向いっこう怖く無い怪物談ばけものだん切上きりあげる事にする。
大きな怪物 (新字新仮名) / 平井金三(著)
すなわ種々いろいろある手段によって三摩地さまち境涯きょうがいに入れば自ら五官の力を借りずに事物を正しく知ることが出来る、古来聖人君子の説かれたおしえは皆この五官のまよいを捨てよと云う事に他ならないのである。
大きな怪物 (新字新仮名) / 平井金三(著)