“三峰山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みつみねさん80.0%
みつみねざん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秩父ちちぶのおくにゐました秩父のつかさも、たいへん心配しまして、ある日、三峰山みつみねさんの中に、三峰の法師をおとづれました。
鬼カゲさま (新字旧仮名) / 豊島与志雄(著)
馬「じゃアのもと三峰山みつみねさんのお堂のあった処だね、よくまア彼様あんな処にいるねえ、彼処あすこは狼やうわばみが出たとこなんだから、もっとも泥坊になれば狼や蟒を怖がっていちゃア出来ねえが、そうかえ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
武甲山より二里ばかり奥に、三峰山みつみねざんがあって、三峰神社の信仰者は多く登山するが、武甲山の方は近いにかかわらず、信仰のともなわない山だから、滅多に登山するものがない。
武甲山に登る (新字新仮名) / 河井酔茗(著)