トップ
>
三千代
>
みちよ
ふりがな文庫
“
三千代
(
みちよ
)” の例文
代助は此細君を
捕
(
つら
)
まへて、かつて奥さんと云つた事がない。
何時
(
いつ
)
でも
三千代
(
みちよ
)
さん/\と、結婚しない前の通りに、
本名
(
ほんみよう
)
を
呼
(
よ
)
んでゐる。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「びっくりしなくってもいいわよ。あたし、おばけじゃないのよ。
三千代
(
みちよ
)
ちゃんというのよ。」
鉄人Q
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
代助は平岡に
分
(
わか
)
れてから又引き返して、
旅宿
(
りよしゆく
)
へ行つて、
三千代
(
みちよ
)
さんに逢つて
話
(
はな
)
しをしやうかと思つた。けれども、
何
(
なん
)
だか
行
(
ゆ
)
けなかつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其日誠吾は
中々
(
なか/\
)
金
(
かね
)
を貸して
遣
(
や
)
らうと云はなかつた。代助も
三千代
(
みちよ
)
が気の毒だとか、可哀想だとか云ふ
泣言
(
なきごと
)
は、可成避ける様にした。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
三千代
(
みちよ
)
さんはどうした」と聞いた。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“三千”で始まる語句
三千歳
三千
三千年
三千五百尺
三千日
三千丈
三千夫
三千子
三千里
三千世界