三十室さんじふま)” の例文
……と表二階おもてにかい三十室さんじふまばかり、かぎのにづらりとならんだ、いぬゐのすみ欄干らんかんにもたれてまはしたところわたしとぼしい經驗けいけんによれば、たしかにみゝづくがきさうである。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)