“三会”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんかい50.0%
みえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神田かんだ本郷ほんごう辺のバアやカッフェ、青年会館や音楽学校の音楽会(但し一番の安い切符の席に限るが)兜屋かぶとや三会さんかい堂の展覧会などへ行くと、必ず二三人はこの連中が、傲然ごうぜんと俗衆を睥睨へいげいしている。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
其上に元来が島原の人民は鳥銃製造の妙を得て居て、操作の名手も、少なくない。三会みえ村の百姓金作は針を遠くに懸けて置いて、百発百中と云う程で、人呼んで懸針金作と称した位である。
島原の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)