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丈夫
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おとこ
ふりがな文庫
“
丈夫
(
おとこ
)” の例文
◯次に「汝腰ひきからげて
丈夫
(
おとこ
)
の如くせよ、我れ汝に問わん、汝われに答えよ」とありて次に左の如く言う。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
それに
少弐
(
しょうに
)
の太郎頼尚は、かならず戻ると言って
上陸
(
あが
)
って行った。彼の容子にどこか憂いが見えぬでもないが、二心ない
丈夫
(
おとこ
)
と尊氏は見込んでおる。まずもすこし待ってみるがいい
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さても
方様
(
かたさま
)
の憎い程な気強さ、
爰
(
ここ
)
なり
丈夫
(
おとこ
)
の志を
遂
(
と
)
ぐるはと
一
(
ひ
)
ト
群
(
むれ
)
の
同志
(
どうし
)
を率いて官軍に加わらんとし玉うを
止
(
とど
)
むるにはあらねど
生死
(
しょうじ
)
争う
修羅
(
しゅら
)
の
巷
(
ちまた
)
に
踏
(
ふみ
)
入
(
い
)
りて、雲のあなたの
吾妻里
(
あづまじ
)
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
クウフリンは年齢からいえばまだ少年であった、しかしスカイに来たとき少年であった彼は
丈夫
(
おとこ
)
となってその地を去った。女王もほかの女たちもクウフリンより美しい人を見たことがなかった。
女王スカァアの笑い
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
ラモンも自分が霊魂を持っていると知る前には一人の
丈夫
(
おとこ
)
であった、その時分であったら、この海ぞいの部落バルテレイルの酋長の彼が備えもせずに敵に襲われるような事はなかったであろう。
剣のうた
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
“丈夫”の解説
丈夫(じょうふ、じょうぶ、ますらお)は、一人前の男子のことであり、転じて健康なさまやしっかりしていて壊れないさまをさす。また大丈夫(だいじょうふ、だいじょうぶ)は、「丈夫」にさらに物事が優れていることを意味する接頭語の「大」をつけたもので「一人前の男子のなかでも、とりわけ優れている者」をさし、転じて、「危なげがなく非常にしっかりした様や間違いのない様」を意味している。
(出典:Wikipedia)
丈
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“丈夫”で始まる語句
丈夫向
丈夫魂
丈夫武男