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万引
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まんびき
ふりがな文庫
“
万引
(
まんびき
)” の例文
自分は当時の
世間
(
よのなか
)
に事実全身に
刺青
(
ほりもの
)
をなし
万引
(
まんびき
)
をして歩いたやうな毒婦が
幾人
(
いくたり
)
あつたにしても、其れをば
矢張
(
やはり
)
一種の芸術的現象と
見倣
(
みな
)
してしまふ。
虫干
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
あの娘は盗癖があるかと思っていたが
幸
(
さいわい
)
にそうではないらしい。
万引
(
まんびき
)
や
掏摸
(
すり
)
になられては厄介だが、あのくらいのところで運命が定まればまずいい
方
(
ほう
)
だろう。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
掏摸
(
すり
)
だの
万引
(
まんびき
)
なんぞもやッぱりそうだろう。おれも——まさか掏摸や万引はしないけれど、
後暗
(
うしろぐら
)
い事だの、秘密な事には興味がある。何となく妙に面白いもんだなア。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“万引”の意味
《名詞》
万引きの異表記。
(出典:Wiktionary)
“万引(万引き)”の解説
万引き(まんびき)とは、盗犯の一種。買い物客として商業施設に入場し、手にした商品の一部もしくは全部について、金銭を支払うことなく持ち去る犯罪行為の通称である。
(出典:Wikipedia)
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
“万”で始まる語句
万
万一
万歳
万事
万年青
万更
万斛
万々
万屋
万端