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まんびき
ふりがな文庫
“まんびき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
万引
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万引
(逆引き)
自分は当時の
世間
(
よのなか
)
に事実全身に
刺青
(
ほりもの
)
をなし
万引
(
まんびき
)
をして歩いたやうな毒婦が
幾人
(
いくたり
)
あつたにしても、其れをば
矢張
(
やはり
)
一種の芸術的現象と
見倣
(
みな
)
してしまふ。
虫干
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
あの娘は盗癖があるかと思っていたが
幸
(
さいわい
)
にそうではないらしい。
万引
(
まんびき
)
や
掏摸
(
すり
)
になられては厄介だが、あのくらいのところで運命が定まればまずいい
方
(
ほう
)
だろう。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
掏摸
(
すり
)
だの
万引
(
まんびき
)
なんぞもやッぱりそうだろう。おれも——まさか掏摸や万引はしないけれど、
後暗
(
うしろぐら
)
い事だの、秘密な事には興味がある。何となく妙に面白いもんだなア。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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