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一軸
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いちじく
ふりがな文庫
“
一軸
(
いちじく
)” の例文
この両側左右の背後に、
浄名居士
(
じょうみょうこじ
)
と、
仏陀波利
(
ぶっだはり
)
が
一
(
ひとつ
)
は
払子
(
ほっす
)
を振り、
一
(
ひとつ
)
は
錫杖
(
しゃくじょう
)
に
一軸
(
いちじく
)
を結んだのを肩にかつぐように
杖
(
つ
)
いて立つ。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それから砧石の下をほり返すと、果たして
一軸
(
いちじく
)
の書が発見されて、それには韓の家族は勿論、奉公人どもの姓名までが残らず記入されていた。
中国怪奇小説集:06 宣室志(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
横物の
一軸
(
いちじく
)
に「悝」というような変な字が一字書いてある。ムジナすなわち狸だという
幽
(
かす
)
かな暗示とも解せられる。隣区西脇の庄屋萩原氏にも宿泊し、かの家にも一枚あったがそれは紛失した。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「昨晩わたくしの主人が或るところで
彼
(
か
)
の
一軸
(
いちじく
)
をみましたそうで……」
半七捕物帳:27 化け銀杏
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
軸
常用漢字
中学
部首:⾞
12画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥