“いちじく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無花果90.5%
一軸5.4%
無果花2.7%
無花菓1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
スミルナの無花果いちじく、ボスラーの棗椰子なつめやし、エスコールの葡萄——。近東の名菓がたわわに実っているところは、魔宮か、魅惑の園のよう。
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それから砧石の下をほり返すと、果たして一軸いちじくの書が発見されて、それには韓の家族は勿論、奉公人どもの姓名までが残らず記入されていた。
無果花いちじくの枝に小さな浴衣なぞの掛けて乾かしてあるのも、宿の女の兒達の着るものかと見えて愛らしい。
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
つまり皮ともに煮たものはあとで裏漉しにしますし、皮を剥いて煮るもの即ち無花菓いちじくのようなものは形を崩さないようにします。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)