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一薙
ふりがな文庫
“一薙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひとな
85.7%
ひとなぎ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとな
(逆引き)
何処に敵が? ——と源吾の見ているうちに、その二間床に掛け並べてあった弓の
弦
(
つる
)
を
一薙
(
ひとな
)
ぎに彼の刀が小気味よく斬り払っていた。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
刀の
鞘
(
さや
)
を払って走せ向った血気の青侍二三名は、
忽
(
たちま
)
ちその大丸太の
一薙
(
ひとな
)
ぎに遇い、
脳漿
(
のうしょう
)
散乱して
仆
(
たお
)
れ伏します。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
一薙(ひとな)の例文をもっと
(6作品)
見る
ひとなぎ
(逆引き)
倒れている小次郎の側へ近々と近寄って二度目の気合をかける「間」小次郎の備前長光、横に
一薙
(
ひとなぎ
)
すると、武蔵の膝を
掠
(
かす
)
めて垂れていた袷の裾三尺余り切れて落ちる。
巌流島
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
一薙(ひとなぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
薙
漢検準1級
部首:⾋
16画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一薙”のふりがなが多い著者
直木三十五
神西清
吉川英治
国枝史郎