“手榴弾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てりゅうだん54.5%
しゅりゅうだん36.4%
しゆりうだん9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「先生、また機械人間の一隊が、向こうにあらわれましたよ。こんどは何か手に黒い手榴弾てりゅうだんのようなものを持っています」
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
単性視神経萎縮アトロフィア・ネルヴィ・オプチジという厄介やっかいな眼病で、手榴弾しゅりゅうだんの破片で頭蓋底を骨折したために、起こったもので、日本では治癒ちゆできませんが
キャラコさん:03 蘆と木笛 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
それから、役場には手榴弾しゆりうだんの見本と称するものが二つ置かれてあつて、追々は国民全部に一つぐらゐづつ渡されるといふことであつた。
三年 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)