手榴弾てりゅうだん)” の例文
「先生、また機械人間の一隊が、向こうにあらわれましたよ。こんどは何か手に黒い手榴弾てりゅうだんのようなものを持っています」
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「ワハハハヽヽヽ、明智君、さすがに、まだ腕はにぶらなかったね。だが、おれはつかまらないよ。いくらでも奥の手が用意してあるんだ。さあ、一歩でも近づいてみろ。この手榴弾てりゅうだんで、こっぱみじんだぞッ。」
青銅の魔人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
丁坊の背中にあるのは、ダイナマイトが五本と手榴弾てりゅうだんが十個に、食糧が二食分。これでも少年には相当の重さであった。
大空魔艦 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「先生、ガス砲弾を、あの火星兵に、ぶっつけてやればいいではありませんか。手榴弾てりゅうだんをなげつけるような工合にねえ」
火星兵団 (新字新仮名) / 海野十三(著)
トニーの手には、手榴弾てりゅうだんのような形の毒ガス弾がにぎられています。
豆潜水艇の行方 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「やっ、手榴弾てりゅうだんか、爆弾か」
火星探険 (新字新仮名) / 海野十三(著)
一同は手榴弾てりゅうだんをふりあげた。
大空魔艦 (新字新仮名) / 海野十三(著)