“ハワイ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:はわい
語句割合
布哇96.0%
4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
展墓者名簿てんぼしゃめいぼ一眄いちべんすると、ただに剣道家ばかりでなく、遠くは布哇ハワイ、朝鮮、満州などの居住者が見えるし、中でも私が目を止めたのは
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
米国べいこくの太平洋艦隊は、今や大西洋艦隊の廻航を待ちてこれに合せんとし、の主力艦は既に布哇ハワイパール湾に集結をりょうしたりとの報あり!」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ハワイの海は波のいただきに月光がきらめき、連なる帆柱の影がゆれ動く。夜もふけるにつれて人影もようやく途絶え、港のあたりに涼しい風が吹きはじめたのである。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
巴南パナマ運河をみて、ゆくゆく墨士州メキシコに吟詠す。アメリカの山々は雲のうちにかくれ、ハワイ島は波のまに浮かんでいた。頭をあげて家郷の近きを感ずるに、まず灯台が目に入ってきたのだ。
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)