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トルコがた
ふりがな文庫
“トルコがた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
土耳古形
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土耳古形
(逆引き)
私が八つばかりの時に東京へ修業に出される……あの頃は
土耳古形
(
トルコがた
)
のような帽子が
流行
(
はや
)
って、正太さんも房の垂下ったのを冠ったものでサ……あんな時分から一緒なんですからね
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
見知越
(
みしりごし
)
で、乗合わした男と——いや、その男も実は、はじめて見たなどと話していると、向う側に、革の
手鞄
(
てかばん
)
と、書もつらしい、
袱紗包
(
ふくさづつみ
)
を上に置いて、腰を掛けていた、
土耳古形
(
トルコがた
)
の毛帽子を
被
(
かぶ
)
った
半島一奇抄
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かれは
高野山
(
こうやさん
)
に
籍
(
せき
)
を置くものだといった、年配四十五六、
柔和
(
にゅうわ
)
ななんらの
奇
(
き
)
も見えぬ、
懐
(
なつか
)
しい、おとなしやかな
風采
(
とりなり
)
で、
羅紗
(
らしゃ
)
の
角袖
(
かくそで
)
の
外套
(
がいとう
)
を着て、白のふらんねるの
襟巻
(
えりまき
)
をしめ、
土耳古形
(
トルコがた
)
の
帽
(
ぼう
)
を
冠
(
かぶ
)
り
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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