“クワ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:くわ
語句割合
50.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
声 ……(中音に吟じながら)君不見漢家山東二百州、千村万落生刑杞、縦健婦耕犂クワ滝畝ロウボウ東西……。まっと、のしなはい、今井君。
斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)
だから、クワの家に、奴隷ヤツコになつて住みこんだイニシヘアテびともあつた。娘の父にこき使はれて、三年五年、いつか処女に会はれよう、と忍び過した、身にしむ恋物語りもあるくらゐだ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
又、クワクツの下に今一重別にはいてゐるので、下沓シタグツと言ふのだとすれば、此も亦あたりまへである。ところが、下簾・韈は、さう言ふものではなかつた。
日琉語族論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)