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カンヷス
ふりがな文庫
“カンヷス”の漢字の書き方と例文
語句
割合
画布
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
画布
(逆引き)
どうも普通の日本の女の顔は歌麿式や何かばかりで、西洋の
画布
(
カンヷス
)
には
移
(
うつり
)
が
悪
(
わる
)
くつて
不可
(
いけ
)
ないが、あの女や野々宮さんは
可
(
い
)
い。両方共
画
(
ゑ
)
になる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
雨戸はいつも大かた
閉
(
た
)
てきりで、この東南の一隅だけが、側の高窓の障子で、わずかに明るい。四尺に二尺ほどの
画布
(
カンヷス
)
をのせた画架を、窓へ斜めに。後ろは浅い床の板壁に、ひげ題目の古びた掛け軸。
ある偃松の独白
(新字新仮名)
/
中村清太郎
(著)
はつと驚ろいた三四郎の足は、
早速
(
さそく
)
の歩調に
狂
(
くるひ
)
が出来た。其時透明な空気の
画布
(
カンヷス
)
の
中
(
なか
)
に
暗
(
くら
)
く
描
(
ゑが
)
かれた女の
影
(
かげ
)
は
一歩
(
ひとあし
)
前へ
動
(
うご
)
いた。三四郎も
誘
(
さそ
)
はれた様に前へ動いた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「掛け給へ。——あれだ」と云つて、
描
(
か
)
き掛けた
画布
(
カンヷス
)
の方を見た。長さは六尺もある。三四郎はたゞ
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
カンヷス(画布)の例文をもっと
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