“ウタ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:うた
語句割合
33.3%
拍上22.2%
22.2%
11.1%
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
語部が鎮魂の「ウタモト」を語る事が見え、又「事本」をるなど言ふ事も見えてゐる。うたやことわざ・神事の本縁なる叙事詩を物語つた様子が思はれる。
手掌摎亮タナソコヤラヽ 拍上ウタげ給へ。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
近日、先帝ノ動座ヲウタヒ、山陰一円、騒乱ノ聞エ頻々ヒンピンタルアリ。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
海原のウタに浴しつゝ緑なす瑠璃をクラひ行けば
詩語としての日本語 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
後段は、客座に向つて唱へる詞で、恐らくウタに近いものであらう。舞人は、饗宴に必伴ふものである。主人の娘或は、家人が勤める役である。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)