“をかべ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丘辺25.0%
岳辺25.0%
岡辺25.0%
岡部25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひさかたの光のどけし桜ちるここの丘辺(をかべ)を過ぐる葬列(さうれつ)
桜 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
春浅しここの丘辺(をかべ)の裸木(はだかぎ)の桜並木(なみき)を歩(あゆ)みつつかなし
桜 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
岡辺という語は、「竜田路(たつたぢ)の岳辺(をかべ)の道に」(巻六・九七一)、「岡辺なる藤浪見には」(巻十・一九九一)等の例にある。こういう人間的とも謂うべき歌は万葉には多い。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
さを鹿(しか)の妻(つま)喚(よ)ぶ山(やま)の岳辺(をかべ)なる早田(わさだ)は苅(か)らじ霜(しも)は零(ふ)るとも 〔巻十・二二二〇〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
やっと聞き得た鶯の声というように悲しんで書いた横にはまた「梅の花咲ける岡辺(をかべ)に家しあれば乏しくもあらず鶯の声」
源氏物語:23 初音 (新字新仮名) / 紫式部(著)
なし江戸表にて奉公すべしと暇乞(いとまごひ)して出立なし既(すで)に藤枝(ふぢえだ)より岡部(をかべ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)