“ゑほん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
絵本50.0%
畫本25.0%
繪本25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
炬燵こたつ絵本ゑほんをよみました。
どんたく:絵入り小唄集 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
憂鬱が立てめて來る、私は歩き廻つた疲勞が出て來たのだと思つた。私は畫本ゑほんたなの前へ行つて見た。畫集ぐわしふの重たいのを取り出すのさへ常に増して力がるな! と思つた。
檸檬 (旧字旧仮名) / 梶井基次郎(著)
以前にはあんなに私をひきつけた畫本ゑほんがどうしたことだらう。
檸檬 (旧字旧仮名) / 梶井基次郎(著)
一生懸命いつしやうけんめい學校用がくかうよう革鞄かばんひとひざいて、少女せうぢよのおとぎ繪本ゑほんけて、「なんです。こんなところで。」と、しかられて、おとなしくたゝんで、ほろりとさせたのも、よひで。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)