“わるものども”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
惡漢共50.0%
惡者共50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見て呵々から/\と打笑ひ扨も能氣味哉よききみかな惡漢共わるものども逃失にげうせたりと云つゝ半四郎のそばに立寄是々氣をたしかに持れよと抱起だきおこして懷中の氣付を與へ清水を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
立廻る駕籠舁かごかき惡漢共わるものども門邊かどべを通りかゝりしが兩人の樣子を見て此所へ這入はひり來りしかば八五郎はわるやつが來りしとは思へどもあだ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
とらふかヱイと二人を左右へ一度に投付れば惡漢共わるものども天窓あたまを抱へ雲をかすみと逃失けり藤八は後見送りおつなせりふの機會はずみからヤア逃るは/\時に御旅人怪我けがは無かと九助を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
討取ば又々れい仕方しかたありと申付ければ元より惡者共わるものどもの事ゆゑ金銀にくれ喜び勇みて請合日夜にちや三河町より須田町邊を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)