“れいこん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
霊魂75.9%
靈魂17.2%
灵魂6.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「死者は知ることありや? た知ることなきや?」死後の知覚の有無、あるいは霊魂れいこんの滅不滅についての疑問である。孔子がまた妙な返辞をした。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
然れば亡父之靈魂れいこんをも安ぜしめ申度御座候に付、其節差上置候證文しようもん、御返被下候はゞ、亡父へも右之首尾相濟候儀を申解まうしとき候半歟と相考候付、宜敷御了解ごれうげ成下候處、ひとへに希候。
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
絶頂ぜつてう平坦たひらになし、馬の天険てんけんをたのみてこゝに住居し耕作かうさくをもしたるが、ほろびてのち其灵魂れいこんこゝにとゞまりて苗場なへば奇異きゐをもなすにやとおもへり。