“るすちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
留守中66.7%
不在中16.7%
留主中16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その年うるう五月五日、咸臨丸かんりんまる無事ぶじ帰朝きちょうし、かん浦賀うらがたっするや、予が家の老僕ろうぼくむかいきたりし時、先生老僕ろうぼくに向い、吾輩わがはい留守中るすちゅう江戸において何か珍事ちんじはなきやと。
... 御馳走しても張合はりあいのある人に食べさせたいが、エート、もしや私の不在中るすちゅうに大原みつるという人は年始に来なかったかえ」妹「イイエまだお見えになりません」兄
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
又一は入営兵の留主中るすちゅうたるも、先ず牧塲の無事に維持あるを謝すると、尚本年は無事に経過あらん事を祈ると共に、最も衣喰を初め仮令たとい僅少にても節約を守り、物品金員を貯えて牧塲費に当てて
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)