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りんしよく
ふりがな文庫
“りんしよく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
吝嗇
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吝嗇
(逆引き)
文次郎とお菊は、素より繼母の深い心も知らず、唯もうお嘉代の世にも
稀
(
まれ
)
なる
吝嗇
(
りんしよく
)
に愛想を盡かし、日頃心ひそかに怨んで、暫く江戸から姿を隱さうと、相談してゐるのでした。
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
一三
庁上
(
ひとま
)
なる所に
許多
(
あまた
)
の
金
(
こがね
)
を
布
(
し
)
き
班
(
なら
)
べて、心を
和
(
なぐさ
)
むる事、世の人の月花にあそぶに
勝
(
まさ
)
れり。人みな左内が
行跡
(
ふるまひ
)
をあやしみて、
吝嗇
(
りんしよく
)
一四
野情
(
やじやう
)
の人なりとて、
爪
(
つま
)
はじきをして
悪
(
にく
)
みけり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
僕はなぜ父はそんなに
吝嗇
(
りんしよく
)
だらうかなどと思ひながら父の後ろを歩いたのであつた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
りんしよく(吝嗇)の例文をもっと
(9作品)
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