“りふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
42.9%
嫠婦14.3%
李夫14.3%
李孚14.3%
里婦14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此の寺はさる由縁ゆゑありて、かく荒れはて、人も住まぬ野らとなりしかば、一りふ一〇三斎糧ときりやうもなく、一宿ひとよをかすべき一〇四はかりごともなし。はやく里に出でよといふ。禅師いふ。
孤舟こしゆう嫠婦りふヲ泣カシム……
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「それは、わけはありません、私のおいが棺屋をしておりますから、李夫りふといいますが、あれに二人入る棺をこしらえさして、夜、そっと持ちだして葬ったら、何人にも知らさずにすみますよ」
断橋奇聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
主簿しゅぼ李孚りふは、審配しんはいへ向って、こういう一案を呈した。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
里婦りふ 西せいひそみなら
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)